10月23日（現地時間22日）、NBAレギュラーシーズンの試合が各地で行われ。ワシントン・ウィザーズがホーム開幕戦でインディアナ・ペイサーズと対戦した。

　シーズン初戦でトロント・ラプターズを破った勢いそのままに、ホーム開幕戦を白星で飾りたいウィザーズ。立ち上がりはアーロン・ホリデーやスペンサー・ディンウィディー、カイル・クーズマの3ポイントで優位を奪うも、第1クォーター残り3分29秒にマイルズ・ターナーの連続得点で逆転されてしまう。その後は再逆転することはかなわず、32－36で第1クォーターを終える。

　続く第2クォーター、ウィザーズは残り時間7分49秒にハウル・ネトの得点で逆転に成功する。その後、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープの3ポイントも決まってリードを広げるも、終盤に追いつかれて以降は拮抗した展開となり、結局73－73と同点で前半を終えることに。

　後半に入り、ウィザーズは攻勢を強めていく。第3クォーター残り4分頃からハウル・ネトやモントレズ・ハレル、ダービス・ベルターンスらが次々と得点を挙げ、106－96とリードを2ケタまで広げて第4クォーターへ。

　しかし、迎えた第4クォーターはペイサーズの猛攻にさらされることとなる。ウィザーズはクーズマを中心に得点を重ねるも、ドマンタス・サボニスらを止められず、残り時間4分20秒にはついに逆転を許してしまう。その後はリードされたまま時間が経過するも、残り時間34秒にディンウィディーが3ポイントをきめて同点とし、試合はオーバータイムに突入することに。

　延長戦ではペイサーズに先手を取られ、一気に5点差まで広げられてしまう。それでもハレルのダンクやディンウィディーの3ポイントで追走すると、残り時間35秒にベルターンスが3ポイントを決めてリードを奪うことに成功。その後は再逆転を許さず、最終スコア135－134でウィザーズがホーム開幕戦を白星で飾った。

　開幕2連勝を果たしたウィザーズは、ディンウィディーが6本の3ポイントを含む34得点と躍動し、クーズマが26得点11リバウンドとダブルダブルを達成。ブラッドリー・ビールや八村塁を欠きながらも開幕2連勝を果たした。

■試合結果
インディアナ・ペイサーズ 134－135 ワシントン・ウィザーズ
IND｜36｜37｜23｜27｜11｜＝134
WAS｜32｜41｜33｜17｜12｜＝135