2021.10.31

ネッツのラマーカス・オルドリッジがNBA史上48人目となる通算2万得点をクリア

オルドリッジは現役として7人目の快挙を達成した[写真]=Getty Images
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 ブルックリン・ネッツは10月30日(現地時間29日)のインディアナ・ペイサーズ戦を105-98で制し、今季戦績を3勝3敗の勝率五分に戻した。

 この日はジェームズ・ハーデンがゲームハイの29得点に8リバウンド8アシスト2ブロック、ケビン・デュラントが22得点11リバウンド7アシスト。そしてベンチスタートのラマーカス・オルドリッジがフィールドゴール成功率62.5パーセント(10/16)の計21得点に8リバウンドの活躍を見せた。

 今年4月に不整脈の悪化で引退を発表していたオルドリッジだが、医師の診断の末に健康上の問題をクリアし、今夏ネッツと再契約。そしてこの日、通算2万得点に到達。

 211センチ113キロのビッグマンは、これまでポートランド・トレイルブレイザーズ、サンアントニオ・スパーズ、ネッツでプレーし、打点の高いミドルレンジジャンパーや高さを活かしたポストプレーなどで点を積み重ね、NBA歴代48人目の快挙を成し遂げたのである。

 オルドリッジと同じテキサス大学出身のデュラントは「彼にはスコアリングの本能が備わっている。それは小さい頃に染み付いた何かなんだ。どんな状況であれ、バスケットボールで点を取る方法を知り尽くしているということ。彼はそういった選手たちの1人なのさ」と先輩を称えていた。

 試合後、オルドリッジは「いい気分だね」と切り出し、「本当にありがたいこと。昨シーズンに起きたことを考えると、実現できるだなんて思ってなかったんだ。(復帰に向けて)一生懸命取り組み、またこうしてコートへ戻ってくることができたんだから、ただただありがたいと感じるね」と感謝の思いを口にしていた。

 現役でこの記録を達成したのはオルドリッジが7人目。そのうち、ネッツにはデュラント(2万4054得点)、ハーデン(2万2157得点)にオルドリッジという3選手が所属している。

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