2021.10.31

復帰戦で26得点を奪ったレブロンがドラフト同期で同僚のカーメロを称賛「彼は脅威だ」

レブロンがキャブズ戦で3試合ぶりに出場[写真]=Getty Images
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 10月30日(現地時間29日)、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが3試合ぶりに出場。ホームのステープルズ・センターで行なわれたクリーブランド・キャバリアーズ戦で、レイカーズは113-101で勝利した。

 右足首の痛みのため2試合を欠場していたレブロンは、この試合で37分57秒プレーしてゲームハイの26得点に8アシスト3スティール。第2クォーター中盤にはチェイスダウンブロックを炸裂させるなど、これぞレブロンというプレーをいくつか見せていた。

 レイカーズではラッセル・ウェストブルックが19得点6リバウンド5アシスト、アンソニー・デイビスが15得点9リバウンド3ブロックで勝利に貢献。

 さらにベンチスタートのカーメロ・アンソニーがフィールドゴール成功率75.0パーセント(9/12)、3ポイント成功率75.0パーセント(6/8)の大当たりで24得点5リバウンドの活躍を見せた。

 2003年のドラフト同期のレブロンとカーメロは、長年の友人であり、これまで何度も対戦相手として激突してきたが、キャリア19シーズン目の今季はチームメートとして共闘することに。

 レブロンはそのカーメロを「脅威だ」と評し、「彼はスナイパーなのさ。何人かのうち1人、広いスペースを必要とせずに素早く射抜くことができる。彼は俺やラス、AD(デイビスの愛称)へ広いスペースを作り出し、俺たちのピック&ロールで貢献してくれる」と称賛していた。

 とはいえ、レイカーズはここまで3勝3敗。レブロン、ウェストブルック、デイビスにカーメロというNBA創設75周年記念チームに選ばれた豪華なカルテットを擁しながら、まだまだ本領発揮できているとは言えない。

 それでも、ウェストブルックは「俺たちは堅実な仕事をしていると思うね。外野の連中はすぐさま(危険だと)ボタンを押すのを見たがっているが、それは現実的じゃない。何が起ころうと、俺たちはこれからも自分たちのスタイルを貫いて、強い気持ちを持ち続けていく」と話している。

 レギュラーシーズンはまだ6試合を終えたばかり。3勝3敗とはいえ、まだ76試合も残っているだけに、この時点で今季のレイカーズに黄信号あるいは赤信号を点灯させるのは時期尚早。

 既存戦力に加え、ケガで戦列を離れているトレバー・アリーザ、テイレン・ホルトン・タッカー、ケンドリック・ナンが今後ラインナップに加わることから、どんなチームになっていくかを楽しみに待ちたいところだ。

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