2021.11.08

デュラントがラプターズの新人・バーンズを称賛「彼は正しくプレーする方法を知っている」

新人ながらラプターズでスターターを務めるバーンズ[写真]=Getty Images
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 11月8日(現地時間7日、日付は以下同)、ブルックリン・ネッツが敵地でトロント・ラプターズと対戦した。

 開幕直後は黒星が先行するも徐々に調子を立て直し、4連勝でこの試合を迎えたネッツ。この試合では53-60で前半を終えるも、第3クォーターで35得点を奪い、片やディフェンスではわずか17失点に抑えることに成功。第3クォーターで波に乗り、116-103で勝利した。

 ネッツはエースのケビン・デュラントが31得点7リバウンド7アシストと相変わらずの好パフォーマンスを披露。ジェームズ・ハーデンが28得点10リバウンド、ブレイク・グリフィンが14得点11リバウンドとそれぞれダブルダブルを記録した。

 実はデュラントにとって、ラプターズの本拠地であるスコシアバンク・アリーナには因縁がある。ゴールデンステイト・ウォリアーズに所属していた2019年、ラプターズとのファイナル第5戦でデュラントはアキレス腱を断裂。翌シーズン全休を余儀なくされた。

 それ以来となるトロントでのプレーとなった背番号7は、試合後の会見で「前回のここでのプレーは、選手として最低の瞬間の一つになった」と回顧。だが、「ここでプレーし、ファンとまた会えたのは良かったよ」と喜びをあらわにした。

 また、この会見ではデュラントがラプターズのルーキー、スコッティ・バーンズに言及。バーンズはネッツ戦で8得点7リバウンドにとどまったものの、ここまでルーキーたちの中で最高の1試合平均16.6得点8.7リバウンドを記録している。

 新人ながらスタメンを務めるバーンズに対して、デュラントは「競争や勝つのが好きな選手はたくさんいるけれど、彼にはIQと(手足の)長さ、熱意が備わっている」と称賛。続けて、「彼は正しくプレーする方法を知っているし、これから成長を続けていくと思うよ」と語り、ルーキーを手放しで褒め称えた。


 ここまでルーキー中1番の成績を収めているバーンズ。このままいけば、1位のケイド・カニングハム(デトロイト・ピストンズ)や2位のジェイレン・グリーン(ヒューストン・ロケッツ)らを抑え、ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝く可能性も十分あるだろう。

 

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