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今シーズンからロサンゼルス・レイカーズに加入したオールスター選手のラッセル・ウェストブルック。トリプルダブルを量産することで知られているプレイヤーだが、チームは開幕から思うようなスタートが切れず、ガードである彼が批判の的となっていた。
しかし、徐々に調子を上げてきたウェストブルックは9日のシャーロット・ホーネッツ戦、11日のマイアミ・ヒート戦で続けてトリプルダブルを記録。どちらの試合もレイカーズが勝利を収め、やっと自信を取り戻したと言えるのではないだろうか。
25得点12リバウンド14アシストと圧巻のスタッツを記録したヒート戦の後、勝利者インタビューに応じたウェストブルックは「自分の体を犠牲にすること。試合に勝つためならなんだってする」とコメント。「Why Not?(なぜそうしない?)」の精神を持つ、彼らしい言葉だ。
また、アンソニー・デイビスも同僚の活躍に反応。『NBA.com』のライターであるマーク・メディナ氏のインタビューで「彼のターンオーバーを減らすために僕らは話し合い、それがこの試合で証明された」と話し、ウェストブルックのプレーに賞賛の言葉を贈っている。
AD on Westbrook:"We had a conversation about what he wants to see from us so we can help him cut down the turnovers. We talked about it, & it showed tonight." AD glanced at boxscore: "I say that, & he got 8. But at least it wasn’t – he had a triple double, not a quadruple double"
— Mark Medina (@MarkG_Medina) November 11, 2021
しかし、途中でボックススコアを確認すると「そうは言っても、彼は8つ(ターンオーバーを)犯した。けど、彼がしたのはトリプルダブルであって、クアドラプルダブルではないよ」とからかう様子も見せた。ようやくトンネルを抜けたように見えるウェストブルックの活躍に、今後も注目が集まるだろう。
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