2021.11.15

好調続くウィザーズ、ディンウィディーはクーズマに「それはノールックでは…」

今季から加入したディンウィディー[写真]=Getty Images
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 14日(現地時間13日)にワシントン・ウィザーズは敵地でオーランド・マジックと対戦。ウィザーズはスペンサー・ディンウィディーの23得点を筆頭に、計5名が2ケタ得点とバランスの取れたオフェンスを展開し、104-92でマジックを下している。

 15日時点で9勝3敗の成績を残し東地区の首位に立っているウィザーズだが、躍進にはチーム内の雰囲気の良さも影響しているのかもしれない。マジック戦の後にメディアの前に姿を現したディンウィディーは、同じく新加入のカイル・クーズマについて面白いコメントを残している。

「時々、“クズ”(クーズマの愛称)はノールックパスじゃなくてルックパスを投げてくるんだ。彼が投げて、味方がキャッチして、それから彼がパス先を見る。『それはノールックパスとは違うぞ、兄弟』という気分なんだ」

 まだまだ練習中なんだとも言及していたディンウィディーだが、本職でガードをやっている彼にとっては、クーズマのノールックパスはどこかおかしいと面白がってしまうのだろう。

 だが、クーズマがパス技術を向上させればウィザーズはさらに盤石の体制となる。これまではエースのブラッドリー・ビールが全てをこなしていたため、新加入の選手たちがそのカバーをするのは理想的な形だ。

 八村塁が合流した後にウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチがパワーフォワードをどのように運用するのは不明だが、クーズマはぜひともパススキルを磨き、ウィザーズの勝利に貢献してもらいたい。

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