2021.11.16

泥沼の12連敗に陥ったロケッツ、リーダー格のウッドは「一丸になってやらなければ」

連敗が続くロケッツで主軸を務めるウッド[写真]=Getty Images
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「このチームは皆が互いのことを好んでおり、大好きなんだ。コート外ではね。互いの家を行き来するくらいなんだ。だからこそ、僕らはコート内でも同じケミストリーを見せつけないといけない」。

 ヒューストン・ロケッツ在籍2年目のクリスチャン・ウッドは、11月15日(現地時間14日、日付は以下同)のフェニックス・サンズ戦で大敗(89-115)を喫した後にそう口にしていた。

 ケビン・ポーターJr.ジェイレン・グリーンという若手デュオを先発バックコートに据えて臨む今季、ロケッツは2戦目に勝利をつかんだものの、それを機に白星から遠ざかっており、サンズ戦を終えて11連敗。リーグで唯一1勝しかあげていないチームに。

 ウッドは今季14試合を終えて平均16.5得点10.9リバウンド2.2アシストと、ビッグマンとして決して悪くない成績を残しているのだが、なかなか勝利に結びつくことができずに苦しんでいる。

「リーダーの1人として、若い選手たちには、自分たちが一丸になってやらなければいけないと伝えている。昨シーズン、僕らは20連敗してしまったけど、その期間でもチームの皆は一体となっていた。今シーズンも僕らはそうでなくちゃいけない。皆が一丸となること。自分も含めてね」。

 ウッドが何とか勝ちたい思いを口にしたものの、ロケッツは翌16日のメンフィス・グリズリーズ戦でも最大40点差をつけられる展開となり、102-136とまたもや大敗。

 泥沼の12連敗に陥ったロケッツは、おそらく今後も苦しい戦いを余儀なくされるだろう。だがウッドが話していたように、チームが黒星先行であろうと一丸となってまとまり、勝利を目指して挑み続けてほしいところだ。

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