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11月22日(現地時間21日、日付は以下同)。サクラメント・キングスは、ルーク・ウォルトンHC(ヘッドコーチ)を解任し、アルビン・ジェントリーが暫定HCになったことを発表した。
モンテ・マクネアーGM(ゼネラルマネージャー)は、リリースの中で「ここまでのシーズンを緻密に評価した結果、私はヘッドコーチのポジションを代える決断を下しました。ルークの努力と、このチームへの献身に感謝しています」とコメントを残している。
2019-20シーズンからキングスの指揮官へ就任したウォルトンは、同シーズンにシーディングゲームへ臨むも3勝5敗に終わってプレーオフ出場ならず。昨季はウェスタン・カンファレンス12位の31勝41敗に終わり、今季は開幕9試合を終えて5勝4敗と勝ち越していたものの、そこから1勝7敗と大幅に負け越し、21日終了時点でウェスト12位の6勝11敗と低迷していた。
06年を最後にプレーオフから15シーズン連続(NBA史上最長タイ記録)で遠ざかっているキングスは、ウォルトン前HCにプレーオフ返り咲きを託すも達成できず、シーズン序盤に指揮官を代えることを決断。ウォルトンはキングスで計161試合を指揮して68勝93敗(勝率42.2パーセント)という戦績となった。
Alvin Gentry Has Been Named Interim Head Coach pic.twitter.com/a01BAW4o5W
— Sacramento Kings (@SacramentoKings) November 21, 2021
暫定HCとなったジェントリーは、これまでロサンゼルス・クリッパーズやフェニックス・サンズ、ニューオーリンズ・ペリカンズなどで指揮官を務めた実績を持ち、NBAのHCとして通算1105試合で510勝595敗(勝率46.2パーセント)を記録。昨季はキングスでアシスタントコーチ、今季はアソシエイトHCへ昇格しており、NBAチームで指揮官を務めるのは通算6チーム目となる。
キングスとしては、もし今季もプレーオフを逃してしまうとNBA史上最長の16シーズン連続となってしまうだけに、現状を打破したいところなのだろう。
とはいえ、キングスは23日から昨季プレーオフへ進出したチームと7連戦が組まれており、ジェントリー暫定HCは早くも結果を求められることになりそうだ。