2021.11.25

復帰戦で勝利に貢献した渡邊「この瞬間を1カ月半待ち遠しにしていました」

左ふくらはぎの負傷から復帰した渡邊[写真]=Getty Images
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 11月25日(現地時間24日)、トロント・ラプターズの渡邊雄太はメンフィス・グリズリーズ戦で今シーズン初出場を果たした。この試合、渡邊は3得点3リバウンド2スティール2ブロックを記録し、126-113での勝利に貢献した。

 試合後の会見に登場した渡邊は、自身の復帰戦についてこう語っている。「この瞬間を一か月半ぐらい待ち遠しにしていました。一秒一秒が楽しくて、最高でした」

 参戦の遅れる原因となった左ふくらはぎの負傷については「すぐトレーナー陣が見てくれて、アキレス腱の状態は普通だと言ってくれて。なので、あんまり(復帰が遅れることについては)考えなかったんですけど、このケガが自身のパフォーマンスに影響するかもとはすごく考えました」と言及。足も完璧に戻ったわけではないというが、プレーはできる状態だと語った。

 また、チームは勝利こそしたものの、本人は満足のいくプレーではなかったという。「簡単なシュートを外してましたし、得点ができなくても評価してもらえてるのはありがたいですけど、得点の部分でもアピールはしていかないといけないので。復帰戦ということもあるので、今後オープンのシュートはしっかり決めていけたらなと思ってます」。

 チーム内の立場の変化については、「ケガ明けなのに13分も使えてもらったっていうのは、それなりに信頼を得られている証拠かなと思っています。個人的にはもう少し良いプレーをしたかったとは思うんですけど、何よりも大事な勝つことができたので。今日の反省するところは反省して、次につなげていきたいと思ってます」と話した。

 この試合、得点に大きく絡むことはなかった渡邊だが、第4クォーターでの強烈なブロックは現地のファンも大きくうならせた。次は27日にアウェーでインディアナ・ペイサーズと対戦するが、下位に沈んでいるラプターズを持ち前の献身で浮上させられるだろうか。

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