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昨季イースタン・カンファレンス・ファイナルまで勝ち上がったアトランタ・ホークスは、今季開幕13試合を終えて4勝9敗。トレイ・ヤングにジョン・コリンズ、クリント・カペラといったタレントを擁するチームは大きく負け越していた。
だが11月15日(現地時間14日、日付は以下同)に昨季プレーオフで敗れたミルウォーキー・バックス相手に120-100で勝利すると、そこから怒濤の7連勝。しかも、いずれの試合でも10点以上の差をつける連勝劇で、フランチャイズ史上最長記録を樹立。
ところが、28日にこの連勝がストップ。相手は昨季プレーオフのファーストラウンドで激突し、4勝1敗で制したニューヨーク・ニックスだった。
「すばらしい勝利だった。正直、どこが相手だろうと関係なくね。僕らにとっては本当に重要な1勝になった」と語ったのはRJ・バレット。
勝利したニックスではアレック・バークスが23得点7リバウンド2スティール、エバン・フォーニエが20得点、バレットが15得点7リバウンド、オビ・トッピンが13得点をマーク。
ホークスは2連戦だったこともあり、ホームで連勝をストップされたのだが、昨季ニックスとのシリーズで平均29.2得点9.8アシストと大暴れしたヤングはこの試合でも5本の3ポイント成功を含むゲームハイの33得点に4リバウンド7アシストの活躍を見せていた。
昨季プレーオフ。ヤングはニックスのホームであるマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)でスコアリングショーを披露しており、ホークスに勝利をもたらしてきただけに、ニックスとMSGにとっては天敵と言ってもいい選手。
そのヤングは試合後に「これはマラソンなんだ。短距離走じゃないぜ!」とツイートをしており、「お楽しみはこれからだ」と言わんばかりのリアクションを見せていた。
両チームによる次戦は12月26日のクリスマスゲーム。会場は奇しくもMSGと、ヤングが喜んでヒール役を演じる最高の舞台と言っていいだけに、当日は大きなブーイングを浴びながらヤングが再び大暴れを見せるかもしれない。