2021.12.03

アービングの不在で出場時間の伸びるデュラントだが…「今全力を発揮したいんだ」

出場時間は増加も、楽しんでいると語るデュラント[写真]=Getty Images
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 12月3日(現地時間2日)時点でイースタンカンファレンス首位に位置しているブルックリン・ネッツ。ケビン・デュラントジェームズ・ハーデンカイリー・アービングのオールスタートリオが揃っており、今シーズンも優勝候補の一角であることは間違いない。

 しかし、アービングは個人的な理由で今シーズン一度も出場しておらず、代わりにデュラントの出場時間が増加している。3日時点でデュラントは1試合平均35.8分の出場を記録しており、これはオクラホマシティ・サンダー在籍時の2013-14シーズン以降最も多い数字だ。

 デュラントはアキレス腱を2018-19シーズンのファイナルで痛めており、長時間の出場が積み重なれば再び受傷する可能性は高くなる。だが、本人はプレータイムの増加についてむしろ歓迎している様子だ。

 大手スポーツメディア『Bleacher Report』の取材で、デュラントは「多くの人が僕のケガや長時間のプレーについて語っている。でも、僕はバスケをするのが好きなんだ」とコメント。負担を減らしてほしいという願望はないと否定した。

「48分プレーしたいんだ。それはそれでいいんだよ。もしコーチを説得して、長い時間コートに立てるのなら毎試合そうするつもりだし、それは問題ではないと思う。僕のバスケ人生はそれほど長くないから、今全力を発揮したいんだ」。

 今年の9月で33歳を迎えたデュラントだが、3日時点で1試合平均28.6得点をマークしており、その得点能力は全く衰えていない。これからも長時間の出場は続くだろうが、今の状況をデュラントは楽しんでいるのだろう。

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