12月11日（現地時間10日）、NBAでは各地で9試合が行われた。

　サクラメント・キングスはシャーロット・ホーネッツと対戦。試合序盤、キングスのディアーロン・フォックスらに活躍を許し、競る展開の中でわずかにリードされて前半を終えることに。71－69と2点ビハインドで始まった後半では、何度か点差を広げられながらも我慢強く追い上げ、試合終盤にはコディ・マーティンのフリースローでついに逆転。その後、残り2.4秒にフォックスにフリースローを与えるも2本とも失敗。命拾いしたホーネッツがリバウンドを死守し、124－123で辛勝となった。

　ブルックリン・ネッツはアウェーでアトランタ・ホークスと対戦。リーグ屈指のスターを抱える両軍は、第3クォーターまでほとんど点差がつかない接戦に。なかでも人一倍闘志がむき出しだったのはケビン・デュラントとトレイ・ヤング。両選手はその気持ちの強さから、あわや乱闘というところまでヒートアップしたが、終盤に勝利を決定づけるシュートで相手を黙らせたのはデュラント。ベテランの意地のプレーが功を奏し、ネッツが113－105で白星を挙げた。

　ロサンゼルス・レイカーズとオクラホマシティー・サンダーの一戦。レイカーズのラッセル・ウェストブルックは古巣との対決となったが、この試合ではティップオフからレブロン・ジェームズが大爆発。前半を終えて64－45と2ケタ差をつけたレイカーズだが、後半でもレブロンを中心に攻撃の手を緩めない。第4クォーターには、ベンチメンバーでもチーム力を落とさずサンダーの追い上げを封じ、優位を譲らずタイムアップ。116－95で勝利を収めた。

■12月11日試合結果 ※左側がホームチーム
シャーロット・ホーネッツ 124－123 サクラメント・キングス
インディアナ・ペイサーズ 106－93 ダラス・マーベリックス
アトランタ・ホークス 105－113 ブルックリン・ネッツ
トロント・ラプターズ 90－87 ニューヨーク・ニックス
ヒューストン・ロケッツ 114－123 ミルウォーキー・バックス
ミネソタ・ティンバーウルブズ 106－123 クリーブランド・キャバリアーズ
ニューオーリンズ・ペリカンズ 109－93 デトロイト・ピストンズ
オクラホマシティー・サンダー 95－116 ロサンゼルス・レイカーズ
フェニックス・サンズ 111－90 ボストン・セルティックス