2021.12.24

新型コロナのプロトコルから復帰したブルズのラヴィーン「イライラするよ。でも…」

2シーズン連続で新型コロナのプロトコル入りとなったラヴィーン[写真]=Getty Images
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 12月24日(現地時間23日、日付は以下同)。シカゴ・ブルズのビリー・ドノバンHC(ヘッドコーチ)は新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りしていた選手たち全員がクリアとなったことを明かした。

 ブルズは先週の時点で最大10選手が同プロトコル入りし、計3試合の延期が発表されていた。そのため、21日のヒューストン・ロケッツ戦から約1週間も試合に臨むことができずにいた。

 同プロトコル入りしていたザック・ラヴィーンは24日のチーム練習後に「僕らは集団免疫をもって戻っていたらいいね。もうこれ以上、誰かが感染することはないと願っている。皆、そして彼らの家族も良好なことに感謝している。今、僕らはまたフルメンバーでやっていけるんだから」と話している。

 ブルズは現在、19勝10敗でイースタン・カンファレンス2位。1位のブルックリン・ネッツ(21勝9敗)とは1.5ゲーム差で、首位も狙える好位置にいる。

 ラヴィーンは昨季も同プロトコル入りによって戦線離脱を余儀なくされ、11試合を欠場していた。だが今回はワークアウトを続けてきたことで、6パウンド(約2.7キロ)の増量に成功したという。

「イライラするよ。でも今の僕らはそういう世界に生きている。多くの選手たちやチームがそれ(新型コロナ)に対処しているところだからね。僕は2試合だけの欠場に済んだことに感謝している」とラヴィーン。

 ブルズはパトリック・ウィリアムズ(手首)が長期離脱しているほか、アレックス・カルーソが左足の捻挫で約10日間の離脱、デリック・ジョーンズJr.がハムストリングの痛みを抱えているとはいえ、27日のインディアナ・ペイサーズ戦に向けて、戦えるメンバーがようやくそろったと言えるだろう。

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