2022.01.01

セルティックスで8連覇を含む計10度のNBA優勝を勝ち取ったサム・ジョーンズが他界

現地12/31のセルティックス×サンズ戦の前に黙とうが行なわれた[写真]=Getty Images
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 1月1日(現地時間12月31日、日付は以下同)。フロリダ州の病院で、サム・ジョーンズ(享年88)が息を引き取った。

 現役時代、ジョーンズは主にシューティングガードとしてボストン・セルティックス一筋12シーズンをプレー。“ミスタークラッチ”の異名を持つスコアラーは、キャリア平均17.7得点4.9リバウンド2.5アシストをマーク。5度のオールスター、3度のオールNBAチーム選出に加え、1984年にバスケットボール殿堂入りし、今年10月に発表されたNBAの75周年記念チームにも名を連ねていた。

 59年から66年の8連覇にも貢献したジョーンズは、計10回のNBA優勝を経験。これは元チームメートのビル・ラッセル(11回)に次いでNBA史上2位というとてつもない回数であり、24番はセルティックスの永久欠番となっている。

 この日セルティックスは、ホームのTDガーデンで行なわれたフェニックス・サンズ戦の前にジョーンズへ黙とう。「サム・ジョーンズはNBAの歴史上で最も成功を収め、支配的なチームのなかで最も才能にあふれて多才なクラッチシューターの1人でした」と声明文を発表した。

 セルティックスという名門で名を残してきたレジェンドの他界は、NBAファミリーにとっても大きな損失であり、悲しいことなのは言うまでもない。ジョーンズがこれまでに残してきた数々の功績に感謝し、ご冥福をお祈りいたします。

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