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1月13日、NBAは毎週更新のルーキーランキング「Kia Rookie Ladder」をアップデートした。このランキングは、NBAのシニアライター、スティーブ・アッシュバーナー氏によって毎週ごとの新人選手の活躍を参考に決定されているもので、ドラフト上位指名組はもちろんのこと、2巡目で指名された選手にもしっかりと目を向けて評価されている。
今週の記事では、2021年のNBAドラフトで全体3位で指名されたエバン・モーブリーが4週間ぶりに1位の座に返り咲いた。1月13日時点で24勝18敗と勝率5割を上回り、プレーオフ出場圏内の6位に位置するチームを縁の下で支えるルーキーの活躍が認められての選出のようだ。
次いで、今週の2位はケイド・カニングハム。2021年全体1位指名と鳴り物入りでリーグ入りした20歳は、平均15.7得点とまずまずの成績を残し、2位にランクイン。しかし、1月12日のシカゴ・ブルズ戦では2巡目指名の新人、アヨ・ドスンムに完封されたことから、来週はランクダウンは避けられないだろう。
また、3位には渡邊雄太と同僚のスコッティ・バーンズ、4位にはオーランド・マジックのフランツ・バグナー、5位に先日トリプルダブルの最年少記録を塗り替えたジョシュ・ギディーがランクイン。それぞれが所属チームで主力として2ケタ得点を残しており、将来に期待がかかるところだろう。
一方で、今週の記事では、全体38位で指名されたブルズのアヨ・ドスンムにも注目。
前述の通り、ピストンズとの対戦でカニングハムを8得点に抑えたルーキーは、「僕は2巡目指名だから、こレは僕の本当の順位じゃないって、毎晩(ドラフトの結果に)不満を持ちながらプレーしなければいけない」とコメント。
しかし、「でも、それは過去の話。僕はディフェンスで勝負しようと思っているんだ」と、下位指名がモチベーションにつながっていることを話した。
今週のランキングでは、カニングハムは2位、ドスンムは10位タイにランクインしている。今後、この2人を含めたルーキーたちがどのように成長していくのか、今後の動向に注目していきたい。