2022.01.19

女性で唯一NBAドラフト指名を受けたルシア・ハリス氏が逝去

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 NBAチームからドラフト指名を受けた唯一の女性であるルシア・ハリス氏が、今月19日(現地時間18日)に66歳で亡くなった。『AP通信』などが報じている。

 同氏は1973年にデルタ州立大学へ入学し、1975年から77年にかけてAIAW ウィメンズバスケットボールトーナメントで3連覇を達成。自身も3年連続で大会MVPに選出された。

 1976年にはモントリオール・オリンピックでアメリカ代表として銀メダルを獲得すると、77年のNBAドラフトにおいてニューオーリンズ・ジャズ(現ユタ・ジャズ)から7巡目全体137位指名を受けた。だが、同氏は当時妊娠中のためトライアウトを受けず、1979年に女子プロリーグ(WBL)に所属するヒューストン・エンジェルズへ加入するも1シーズンでチームが解散した。

 その後、同氏は1992年に黒人女性として初めて殿堂入りを果たし、1999年には女子バスケットボール殿堂入りした。

 

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