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2021年のドラフト1巡目1位指名でデトロイト・ピストンズに入団した、ルーキーのケイド・カニングハムが現地メディア「Bleacher Report」のインタビューに応じた。
198センチと大型のポイントガードであるカニングハムは、開幕こそケガで出遅れたが、ここまで(現地時間1月20日時点/以下同)35試合にスタメン出場し、1試合平均15.4得点5.4リバウンド5.1アシスト1.3スティールとオールラウンドな活躍を見せている。
カニングハムはシーズン前半戦について聞かれると「とても楽しかったよ。シーズン中は浮き沈みがあるけど、いろんなところに遠征して、バスケットをプレーすることを楽しめている。まるで夢のような生活さ」と語り、どうやらルーキーイヤーを楽しめているようだ。
また、注目の集まる新人王争いについては「新人王は間違いなく僕の目標だ。僕は自分を最高のルーキーだと感じている。だから、シーズン終了後にあのトロフィーを持つことができたらうれしいね」と自信を見せた。
現在、彼の最大のライバルとなっているのが、クリーブランド・キャバリアーズに同3位指名で入団したエバン・モーブリーだ。211センチのビックマンは、ここまで38試合にスタメン出場し、同15.0得点7.8リバウンド2.6アシスト1.7ブロックと存在感を発揮している。
この2人のスタッツを見ると大差はないが、それぞれのチーム成績には開きがある。11勝33敗でイースタン・カンファレンスの14位に沈むピストンズに対し、キャブスは27勝19敗の同6位。さらに同4位のミルウォーキー・バックスと0.5ゲーム差と肉薄しており、後半戦の戦いによっては、キャブスが上位シードとしてプレーオフ進出を果たす可能性も高い。
チームの勝利に大きく貢献しているモーブリーを筆頭に、スコッティ・バーンズ(トロント・ラプターズ)やフランツ・バグナー(オーランド・マジック)など、ほかにも新人王を虎視淡々と狙っているルーキーたちが控える。カニングハムが念願のトロフィーを掲げるには、チーム成績の向上か、それ以上にインパクトのあるパフォーマンスが求められるだろう。
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