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1月23日(現地時間22日、日付は以下同)。シカゴ・ブルズはアレックス・カルーソが右手首を骨折したため来週始めに手術を受けることになると発表した。
22日に行なわれたミルウォーキー・バックス戦の第3クォーター中盤。カルーソはファストブレイクからリング下でショットを狙った際にグレイソン・アレンのハードファウルを受けて落下。
アレンは空中でカルーソの右腕をつかみ、右手首をフロアへ打ちつける形となり、カルーソは激しい痛みに襲われていた。その後アレンにはフレグラントファウル2が宣告されて退場処分となったのだが、ブルズにとってはさらなる主力の離脱となった。
現在、ブルズはザック・ラヴィーンが膝を痛めて欠場中。来週に復帰できる可能性があるものの、ロンゾ・ボールは左膝のケガにより6~8週間の欠場が発表されたばかり。そしてカルーソも6~8週間の戦線離脱。今季から新加入したブルズで平均27.7分8.4得点3.9リバウンド3.9アシスト1.9スティールを残すガードの長期離脱となり、大きな痛手となってしまった。
今回の長期離脱の引き金となったアレンのプレーに、カルーソの代理人を務めるグレッグ・ローレンスは「卑劣なプレーだ」と批判。ブルズのビリー・ドノバンHC(ヘッドコーチ)も「アレックスは空中からあんな形で落下することになってしまった。彼はキャリアを終えることになってしまったかもしれない」と口にし、さらにこう話している。
「彼(アレン)にはこれまでにもそういうプレーをしてきた歴史がある。あれは本当に危なかった。リーグがこの件について詳しく調査してくれることを願う。あれは本当に深刻なケガになっていたかもしれないからだ」。
イースタン・カンファレンス上位チーム同士の対決は94-90でバックスに軍配。22日終了時点で、ブルックリン・ネッツ、ブルズ、マイアミ・ヒート、バックスというイースト上位4チームはわずか1.5ゲーム差でひしめき合っている。
上位進出を狙うバックスがどうしてもブルズ戦に勝っておきたかったとはいえ、アレンがカルーソのショットを阻止したファウルは、危険なプレーだったことは間違いない。今後リーグがアレンに対して何かしらの制裁を加えることになるかもしれない。
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