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昨夏フリーエージェントとしてシャーロット・ホーネッツへ移籍したケリー・ウーブレイJr.は、今季開幕から40試合連続で出場していた。
ところが、新型コロナウイルスの安全衛生プロトコルに入ったことで1月11日(現地時間10日、日付は以下同)のミルウォーキー・バックス戦を皮切りに4試合連続で欠場。20日のボストン・セルティックス戦から復帰しているものの、隔離された期間は苦痛だったようだ。
復帰して3戦目となった24日のアトランタ・ホークス戦後、ウーブレイJr.は同プロトコルのため隔離されていた期間についてこう話していた。
「リズムそのものを台無しにしてしまう。10日間も家にいて、旅行も、(家から)離れることもできないんだ。快適に感じられればワークアウトをしないといけない。でも嫌気がさすと、普段のように自分をコントロールすることなんてできないんだ。戻って来るのはタフだった。でも僕らは自分たちのやるべきことをしなきゃいけない。どんなことがあろうとね」。
ウーブレイJr.は復帰初戦こそフィールドゴール成功率50.0パーセント(7/14)、3ポイント成功率42.9パーセント(3/7)の計18得点を残すも、続く2戦ではフィールドゴール成功率29.6パーセント(8/27)、3ポイント成功率わずか6.7パーセント(1/15)と苦しんでいる。
それでも、ベンチから安定して21分以上のプレータイムを得ており、ホーネッツに不可欠なローテーションプレーヤーとして奮闘。チームメートのマイルズ・ブリッジズはこう話す。
「5~6日間も試合から離れるのは難しいことなんだ。戻った時にはまるで長い時間離れていたかのように感じるものさ。でも僕らはケリーがどんな選手なのか知っている。コロナが障害にはなったけど、彼なら挽回してくれるさ」。
ウーブレイJr.は複数のポジションをこなせるウィングで、平均27.8分16.3得点はいずれもチーム5位、3ポイント成功数(平均2.8本)はチーム2位と貴重な選手だけに、ここから復調することを願うばかりだ。