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『B MY HERO!』
「彼らは過去数年とは全く異なるチームだ。僕たちは今後彼らを注意しなければならないし、リスペクトしなければいけない。彼らはプレーオフチームだし、タイトルを争うチームだからね」
1月27日(現地時間26日、日付は以下同)、クリーブランド・キャバリアーズと対戦し、99-115で敗れたミルウォーキー・バックスのエース、ヤニス・アデトクンボはこう褒め称えた。
キャブズは2010年代中盤にレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)の活躍で4シーズン連続のNBAファイナル進出を果たし、2015-16シーズンは球団史上初となるNBA制覇を成し遂げた。だが、キングがレイカーズへ移籍して以降は一気に低迷し、イースタン・カンファレンスのドアマットチームとなった。
だが、今シーズンはダリアス・ガーランドやジャレット・アレン、エバン・モーブリーら若手有望株が輝きを放ち、ここまで30勝19敗。イースタン・カンファレンス3位とプレーオフにストレートインできる順位まで躍進した。
ここ数年間は低迷をきわめていたこともあり、ここまでの躍進を予想できる人間はいなかったはず。NBA2連覇を狙うヤニスが冒頭のように称賛したということは、キャブズは他チームにとって無視できない存在に変貌した証に他ならない。
キャブズではコリン・セクストンやリッキー・ルビオが今シーズン全休となる大ケガを負ったが、勢いを落とすことなく白星を重ねている。今後どのような戦いを披露するのか、チームの一挙手一投足に大きな注目が集まる。
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