2022.02.10

ウィザーズHCがエース離脱のチームに言及…「それでも戦い続けなければいけない」

エース不在のウィザーズで奮起が期待される八村[写真]=Getty Images
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 2月10日(現地時間9日)、ワシントン・ウィザーズのウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチと八村塁が、練習後に記者からの質問に答えた。

 指揮官は、冒頭にブラッドリー・ビールの離脱についてコメント。手首の手術のため、今シーズン全休が決まったエースについて「すごく残念だ」と話し、「チームとしてもトップ選手がいないことは痛い」と悔しさをにじませた。

 また、指揮官が「本人も治療して乗り切れるケガだと思っていた」と話しているように、ビール自身もプレーできる可能性を信じていたようだ。しかし、「それでも戦い続けなければいけない」と、できることに集中して前進していく構えだ。

 苦しい状況のウィザーズだが、八村もビールの穴を埋めるべく奮闘しているという。特に、八村の課題だった3ポイントシュートについては「アーク(弾道)もよくなった」と改善されたポイントを評価し、「いつでも打てる準備をしてほしい」と期待を込めて話していた。

 当事者の八村は、今シーズンはここまでベンチスタートではあるものの「正直(先発出場と)違いはまったくないと思う」とコメント。ビールの離脱によって重圧も増えたかと思われるが、「リバウンドがもっと取れないといけないけど、(先発出場と)意識は同じだ」と、自身を持って話していた。

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