2022.03.07

マブスのディンウィディーがウィザーズでの苦悩を告白「ワイルドな気分だった」

6日のキングス戦ではスタメン出場を果たしたディンウィディー[写真]=Getty Images
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 八村塁も所属するワシントン・ウィザーズの一員として今シーズンをスタートしたスペンサー・ディンウィディー。2月のトレードでダラス・マーベリックスへと移籍したが、3月6日のサクラメント・キングス戦では36得点7アシストをマークするなど、早くも新チームでの活躍を見せている。

 ウィザーズ在籍時はロッカールームで好かれていないとの噂もあったディンウィディーだが、自身が良いチームメートになれなかったことに当時は悩まされていたと明かした。現地メディア『ESPN』が伝えている。

「ドアから追い出されたような気分だったよ。ワイルドな気分だった。そんなことは経験したことがなかったからね」

 しかし、トレードについては傷ついたという感情しかなく、それ以外に言うことはないとも語っている。「チームの悪口を言ったことは一度もない。実際、オーナーや会長、ジェネラル・マネージャーのトミー・シェパード、そしてブラッドリー・ビールが僕の契約を決めてくれたことは感謝している。僕は前十字靭帯のケガから復帰したばかりだったからね」。

 マブスへ移籍してからの7試合で、ディンウィディーは平均17.6得点2.3リバウンド5.1アシストを記録。現在はルカ・ドンチッチの控えとしてベンチスタートで起用されているが、6日のキングス戦ではスタメンで登場し、前述の通り素晴らしいパフォーマンスで114-113と接戦を制す原動力となった。マブスにとっても、彼は心強いバックアップとなっているはずだ。

 新たな指揮官であるジェイソン・キッドヘッドコーチからも「彼はコーチングとチームメイトに協力的だ」と早速好感触を持たれているディンウィディーだが、心機一転、ドンチッチらとともにマブスでの勝利に大きく貢献してもらいたい。

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