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3月17日(現地時間16日、日付は以下同)を終えた時点で、NBA全30チームは2021-22レギュラーシーズン82試合のうち70試合前後を消化。
昨シーズンは一夜にして6選手がトリプルダブルを達成するというNBA史上初の珍事となったのだが、今シーズンはここにきて50得点ゲームが頻繁に達成されている。
17日終了時点で50得点以上をクリアしたのは12選手で計16度(オールスターゲームは除く)。そのうち、3月だけで実に7度もハイスコアリングショーが開演しているというのだから驚きだ。
15日にカール・アンソニー・タウンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)が60得点、翌16日にはカイリー・アービング(ブルックリン・ネッツ)も60得点と、1962年以来となる2夜連続の60得点超えという快挙が成し遂げられたことも見逃せない。
今月に入って達成された50得点ゲームは下記のとおり。
※チーム名は略称、日付はいずれも日本時間
■60得点
カール・アンソニー・タウンズ(ウルブズ):15日
カイリー・アービング(ネッツ):16日
■56得点
レブロン・ジェームズ(レイカーズ):6日
■54得点
ジェイソン・テイタム(セルティックス):7日
■53得点
ケビン・デュラント(ネッツ):14日
■50得点
レブロン・ジェームズ(レイカーズ):12日
カイリー・アービング(ネッツ):9日
カイリーは今シーズン、ここまで新型コロナウイルスのワクチン未接種により一部を除くアウェイゲームのみの出場ながら、約1週間で2度もクリア。
現役最長タイとなるキャリア19シーズン目のレブロンも、今月に入って2度の50得点ゲームをマーク。ただし、レイカーズはオールスターブレイク後、この男が50得点以上した試合しか勝てておらず、同期間で2勝9敗と苦しんでいる。
タウンズ、テイタム、デュラントはいずれも所属チームでトップスコアラーを務める看板選手。相手チームの厳しいマークに遭いながら、これだけの高得点を奪っているのだから文句なしの働きを見せていると言っていいだろう。