2022.03.20

レブロン・ジェームズがカール・マローンを抜いて通算得点でNBA歴代2位へ浮上

八村越しに3ポイントを決めたレブロン[写真]=Getty Images
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 3月20日(現地時間19日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズは前日のトロント・ラプターズ戦(128-123で勝利)に続いてワシントン・ウィザーズ戦へ臨んだ。

 ラプターズ戦で36得点を奪ったレブロン・ジェームズは、レギュラーシーズン通算3万6909得点とし、歴代2位のカール・マローン(元ユタ・ジャズほか/3万6928得点)まであと19得点に迫る中でこの日を迎えた。

 第2クォーター残り約8分。左ウィングでボールをもらったレブロンは、ジャブステップを駆使してこの日先発入りした八村塁越しに3ポイントをヒットさせてマローンの記録に並ぶと、同残り約5分には右エルボーからのカットでボールをもらってレイアップを成功。通算3万6930得点とし、NBA歴代2位へと順位を上げた。

 これまで2位を保持していたマローンは、206センチ113キロのパワーフォワード。1985-86から2003-04にかけてジャズとレイカーズで計19シーズンをプレーし、“メイルマン”の愛称で親しまれた男は、キャリア平均25.0得点10.1リバウンド3.6アシスト1.4スティールにフィールドゴール成功率51.6パーセントを残してきたレジェンド。

 そのマローンの記録をも超えたことで、レブロンの上にいるのはカリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか/3万8387得点)のみ。今季中はさすがに厳しいものの、来季レブロンが長期欠場なくプレーできれば、歴代トップに躍り出る可能性は十分ある。

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