2022.03.20

ニックスから離脱してトレーニングを続けるケンバ…来季は古巣ホーネッツへ復帰か?

ニックスから離脱しているケンバ(中央)[写真]=Getty Images
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 2月24日(現地時間23日、日付は以下同)。ニューヨーク・ニックスはケンバ・ウォーカーが今季残り試合に出場しないことに合意したと発表し、オールスターブレイク明けの後半戦に臨んだ。

 3月19日を終えた時点で、ニックスは30勝40敗でイースタン・カンファレンス11位。ジュリアス・ランドルRJ・バレットエバン・フォーニエといった選手たちが奮戦するも、プレーイン・トーナメント最後のスポットにいる10位のシャーロット・ホーネッツ(35勝35敗)とは5.0ゲームも離れており、2シーズン連続のプレーオフ進出に黄信号が灯っている。

 そんななか、19日に地元メディア『NEW YORK POST』は今季終了後にケンバがホーネッツへ復帰するかもしれないと報道。ケンバにとって、ホーネッツはNBAキャリア最初の8シーズンをプレーした古巣で、3度(通算4度)のオールスターに選ばれたチームでもある。

 トム・シボドーHC(ヘッドコーチ)は「彼はチームから離れている。それは(チームの)マネジメント陣と彼のエージェント、ケンバ自身で合意したものだ。我々はそれがベストな道だと判断したんだ」と話しており、ケンバは現在シャーロットとニューヨークでトレーニングしているという。

 昨夏ケンバはニックスと2年契約を結んでいるものの、ローテーションから外れたことで、来季もニックスに所属している可能性は低い。今季終了後、31歳の元オールスターガードは契約のバイアウトではなくトレードされるのではないかと同メディアが報じている。

 ホーネッツには昨季の新人王で今季オールスター入りした司令塔ラメロ・ボールを筆頭に、マイルズ・ブリッジズテリー・ロジアーゴードン・ヘイワードといった選手たちがおり、こちらもプレーオフ進出を目指している。

 通算1万2009得点で球団史上最多得点記録を保持するベテランがホーネッツへ加われば、若手たちにとっても頼もしい存在となるのではないだろうか。

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