2022.03.24

グリズリーズのデズモンド・ベインが1シーズンにおける球団史上最多の3P成功数を樹立

ベインがフランチャイズ新記録を樹立[写真]=Getty Images
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 3月24日(現地時間23日、日付は以下同)。メンフィス・グリズリーズは今季平均27.6得点5.7リバウンド6.7アシスト1.2スティールを残すジャ・モラントを右膝の痛みで欠く中でブルックリン・ネッツ戦を迎えた。

 ネッツはカイリー・アービングがゲームハイの43得点に8アシスト、ケビン・デュラントが35得点11リバウンド8アシスト2スティール2ブロックと猛威を振るうも、試合はグリズリーズが132-120で制してみせた。

 ここ7戦で6勝1敗と好調をキープするグリズリーズ。実は今季このチームはモラントというオールスターガード不在の試合でも15勝2敗という好戦績。この日はデズモンド・ベインが23得点4リバウンド5アシスト、ディアンソニー・メルトンが23得点4リバウンド、ディロン・ブルックスが21得点と3選手が20得点以上をマーク。

 さらにタイアス・ジョーンズが16得点10アシスト、ブランドン・クラークが14得点10リバウンド、ジャレン・ジャクソンJr.が13得点5リバウンド4ブロック、カイル・アンダーソンが10得点2スティールでエース不在を見事にカバー。

 そしてこの試合で、2年目のベインが6本の3ポイントを成功。今季計204本の長距離砲を沈めたことで、2006-07シーズンのマイク・ミラー(元グリズリーズほか/202本)を抜き、1シーズンにおけるフランチャイズ史上最多成功数記録を塗り替えた。

 グリズリーズはモラントのチームであることに変わりはないものの、ベインやブルックス、ジャクソンJr.にメルトンらがその穴を埋めて勝利を重ねており、選手層の厚さで群を抜いていると言っていい。

 創設27シーズン目の今季、グリズリーズはウェスタン・カンファレンス2位の50勝23敗とし、フランチャイズ史上5度目のレギュラーシーズン50勝突破となった。

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