2022.04.10

ロケッツ戦の逆転勝利に貢献した渡邊…「何があっても準備を怠ることはできない」

3得点3リバウンド2スティールをマークした渡邊/写真は3月19日のレイカーズ戦[写真]=Getty Images
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 4月9日(現地時間8日)、トロント・ラプターズ所属の渡邊雄太がヒューストン・ロケッツ戦に出場した。第4クォーターでは12分間フル出場し、試合を通して3得点3リバウンド2スティールを記録。10点をリードされて迎えた最終クォーターだったが、117-115での逆転勝利に貢献した。

 試合後、チームの新人スコッティ・バーンズのTシャツを身に着けた渡邊が会見に出席。5試合ぶりの出場となったロケッツ戦について聞かれると、「(体力的に)楽な試合ではありませんでした」と語り始めた。

「しかし、何があっても準備を怠ることはできません。それが故障明けであっても、ローテーションから外れているときであっても、プロがやらなければならないことです。今夜は機会があり、完璧ではありませんでしたが良い仕事ができました。嬉しい勝利です」

 また、自身が不調の間も「選手やコーチ陣、みんなが僕とコミュニケーションを取り、励ましてくれています」と、球団のサポートがあったとと話した。「シーズン序盤はローテーションに入っていたのに、今は外れてしまってつらく感じますが、彼らは僕の自信を保ってくれています」。

 ラプターズはすでにプレーオフ進出が確定しているものの、今シーズンでリーグ4年目を迎える渡邊にとっては初の舞台だ。「かなり興奮しています。(ラプターズは)間違いなく優勝を争えます。対戦相手がどこになるかは分かりませんが、どこであろうと準備はできています」と心境を語っている。

「今日はもちろんもっといいプレーができたんじゃないかなと思うんですけど、それでもあの場面で出されて、逆転勝利に貢献できたっていうのはすごく大きな意味があったと思います」とロケッツ戦を総括した渡邊。レギュラーシーズンは残すところあと1試合だが、彼のエナジー全開な姿が見れることを願うばかりだ。

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