2022.04.10

プレーオフ進出確定もチーム状況に不安を感じるラビーン…「みんなが動揺している」

不調の続くチームにラビーンも不安を吐露[写真]=Getty Images
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 4月6日(現地時間5日)までの試合結果により、2016-17シーズン以来となるプレーオフ進出を果たしたシカゴ・ブルズ。デマー・デローザンロンゾ・ボールアレックス・カルーソなどの新戦力を加え、開幕してから怒涛の勢いで勝ち星を挙げていた。

 しかしシーズン後半からその勢いは徐々に失速していき、2月にはイースタン・カンファレンス首位にいたものの、現在は同地区6位まで順位を落としている。直近のシャーロット・ホーネッツ戦はレギュラーシーズン最後のホームゲームだったが、前半で28点をリードされると、最終スコア133-117で4連敗を喫した。

 主力のボールは1月に左ヒザの関節鏡手術を受けると発表され、その復帰時期は6~8週間と予測されていたが、いまだ試合には戻っていない。プレーオフ前に暗雲が垂れ込めているブルズだが、エースのザック・ラビーンもチーム状況に「みんなが動揺している」と、不安を感じているようだ。『ESPN』のジャマール・コリアー氏が伝えている。

「やられっぱなしだ。恥ずかしいことだよ。僕たちは本当にいいチームなのに、そのようにプレーできていないんだ。僕もみんなも、それを分かっている。それは理解できる。でも、もっといいプレーをしなきゃいけない」

 また、同じくエースを務めるデローザンも「シーズン初期に受けたかったテストの1つだ」とコメント。「このような逆境に対処しなければならない時期が来ることは分かっていた。このような終わり方は決して望んでいないよ」。

 コリアー氏によると、ラビーンはヒザのケガを考慮し、レギュラーシーズン最後のミネソタ・ティンバーウルブズ戦に出場しない可能性もあるという。ポストシーズンに進む前に、ブルズはなんとしても白星で悪い流れを払拭したいところだ。

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