2022.04.22

ケガのため欠場が報じられたブッカーがチームと帯同…ポールは「彼は僕らと一緒にいる」

サンズのブッカー（左）とポール（右）[写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　今季リーグベストの64勝18敗を残し、ウェスタン・カンファレンス第1シードとなったフェニックス・サンズと、プレーイン・トーナメントを勝ち抜いて第8シードを手にしたニューオーリンズ・ペリカンズ（36勝46敗）は、レギュラーシーズンの戦績で28.0ゲームも離れていた。

　ところが、4月20日（現地時間19日、日付は以下同）に行なわれたプレーオフファーストラウンド第2戦で、ペリカンズはブランドン・イングラムの大活躍もあって125－114でサンズを撃破し、シリーズを1勝1敗のタイとした。

　両チームによるシリーズは、会場をフェニックスからニューオーリンズへ移し、23日に第3戦が行なわれるのだが、昨季のウェスト覇者は第2戦でトップスコアラーのデビン・ブッカーが右ハムストリングの張りのため途中退場となり、22日になって2～3週間の戦線離脱になるかもしれないと『ESPN』が報道。

　ブッカーはシリーズ2試合を終えて平均28.0得点3.0リバウンド4.5アシストにフィールドゴール成功率52.6パーセント、3ポイント成功率57.9パーセントとショットが絶好調だったのだが、シリーズ残り試合を全休することになるかもしれない。

　ただ、ブッカーはチームメートたちと共に敵地ニューオーリンズへ同行しているという。地元メディア『The Arizona Republic』によると、クリス・ポールが「彼は今でも僕らと一緒にいる。彼は（フェニックスへ）残ることもできた。でも彼は、このチームにとってどれほど重要なのかを理解しているのさ」と話しており、ディアンドレ・エイトンも「このチームには彼が必要なんだ。話すだけでもいい。彼なら、普段僕らには見えていないことを指摘してくれるからね」とブッカーへ大きな信頼を寄せていた。

　フランチャイズ史上初のNBAチャンピオンへ向けてプレーオフを戦うサンズ。たとえコートでプレーできなくとも、ブッカーはチームのために行動を共にすることを選択したようだ。

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