2022.05.13

ヒートが4勝2敗でシリーズ突破…バトラーが32得点を挙げて勝利の立役者に/NBAプレーオフ

チームトップの32得点を挙げ、ヒートの攻撃をけん引したバトラー[写真]=Getty Images
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 5月13日(現地時間12日)、NBAプレーオフのカンファレンス・セミファイナルが行われ、イースタン・カンファレンス第1シードのマイアミ・ヒートは、同第4シードのフィラデルフィア・セブンティシクサーズとの第6戦に臨んだ。

 3勝2敗でこの試合を迎えたヒートは、立ち上がりは一進一退の攻防を繰り広げることに。第1クォーターでは、ティップオフ直後や残り5分を切ったところでの連続得点でリードを奪うが、その都度ジョエル・エンビードの個人技などで点差を縮められ、28-25と大きく抜け出せないまま最初の12分を終えた。

 続く第2クォーターでも、エンビードやタイリース・マクシーの攻撃に手を焼き、なかなか抜け出せないヒートだが、マックス・ストゥルースの要所のスコアで流れは譲らない。前半終了間際、ヒートが1点を追う場面では、そのストゥルースがドライブからレイアップを決めて逆転に成功。なんとか優位に立ってハーフタイムに突入した。

 49-48で迎えた後半では、ここまでの悪い流れを断ち切るようにヒートが躍動。ジミー・バトラーバム・アデバヨが立て続けに得点し、瞬く間に2ケタのリードを奪取。74-63で始まった第4クォーターでも大勢は変わらず、バトラーの活躍で優位を保って試合終了。99-90でシリーズ4勝目を挙げ、ヒートがイースタン・カンファレンス・ファイナルへの進出を決めた。

 ヒートは主砲バトラーが32得点をマーク。次いでストゥルースが20得点11リバウンドを記録し、重要な局面でチームを支えた。一方のシクサーズはエンビードが20得点12リバウンド、マクシーが20得点と奮闘。しかし、ヒートの勢いの前に屈し、シーズンを終えることとなった。

■試合結果
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ 90-99 マイアミ・ヒート
PHL|25|23|15|27|=90
MIA|28|21|25|25|=99

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