2022.05.15

キャリア初のシリーズ第7戦に臨むブッカー「チーム全員、フロントの皆が集中している」

ホームでシリーズ第7戦を迎えるサンズのブッカー[写真]=Getty Images
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 今季リーグベストの64勝18敗でレギュラーシーズンを駆け抜けたフェニックス・サンズは、ニューオーリンズ・ペリカンズとのファーストラウンドを4勝2敗で突破。

 だがダラス・マーベリックスとのカンファレンス・セミファイナルは、3勝2敗で王手をかけて迎えた第6戦に86-113の大敗を喫し、第7戦までもつれ込むことに。

 この試合ではデビン・ブッカーが19得点8リバウンドを残すも8ターンオーバー、クリス・ポールは13得点4アシストに5ターンオーバーと、チーム合計22本のうちこの2選手だけで13本を喫してしまった。

 昨季11年ぶりにプレーオフへ進出し、ウェスタン・カンファレンスを制して一気にNBAファイナルまで勝ち上がったサンズだが、ブッカーやミケル・ブリッジズディアンドレ・エイトンたちにとっては初のシリーズ第7戦となる。

 5月16日(現地時間15日、日付は以下同)にホームで行なわれるシリーズ最終第7戦を前に、ポールは第7戦を7度経験して3勝4敗で現在3連敗中。ジェイ・クラウダーは1勝1敗と、決して良い戦績とは言えない。

 そんななか、15日にチーム練習を終えたブッカーは「チーム全員、フロントオフィスの皆が集中している。その様子を感じられるはずだ。僕らはこのためにスポーツをしている。僕らは(プレッシャーがかかるなかで)レギュラーシーズンを戦い、球団記録を塗り替えようと努力してきた。でもこれは全く違うものなんだ」とコメント。

 サンズとマブスのシリーズは、ここまでホームチームが勝利を重ねている。サンズはホームのフットプリント・センターで行なわれた3試合で平均19点差をつけて3戦負けなし。だがアウェイでは3戦全敗で、平均15.3点差をつけて敗れている。

 となると、ホームで第7戦を戦うことができることから、サンズが優勢と見ることもできる。

「リーグの歴史を見てくれよ。ホームコート・アドバンテージがモノを言っている。ロード(アウェイ)で勝つのはいつだって難しい。ここ(ホーム)でプレーできるのは、ロードで2試合を戦うよりも快適で、何よりもファンの前でプレーできる。騒々しくなると確信しているよ。エキサイティングなものになるだろうね。だから僕は楽しみにしているよ」。

 勝利できればゴールデンステイト・ウォリアーズが待ち受けるカンファレンス・ファイナル進出、負ければシーズン終了という大一番で、サンズとマブスのどちらが勝利を手にすることができるのか。16日に開催される、両チームによる意地のぶつかり合いは必見だ。

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