2022.05.15

シリーズを戦ったグリズリーズをカリーが賞賛…「あのチームの全員を尊敬している」

互いにチームの主軸を担うカリー(左)とモラント(右)[写真]=Getty Images
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 5月14日(現地時間13日)に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対メンフィス・グリズリーズのウエスタン・カンファレンス・セミファイナル第6戦。試合は第4クォーターで32-19と爆発力を見せたウォリアーズが最終スコア110-96で制し、見事カンファレンス・ファイナルへと駒を進めた。

 GAME6では30得点のクレイ・トンプソンに次ぐ29得点を挙げ、さらに7リバウンド5アシスト2ブロックと多彩なパフォーマンスを披露したステフィン・カリー。試合後の会見では、シリーズを戦ったグリズリーズへ「あのチームの一人ひとりを尊敬している」と賛辞を述べた。

「彼らは最も高いレベルで勝つためのエネルギー、ポテンシャルを多く持っている。グリズリーズが上位シードであることにはそれだけの理由があり、素晴らしいレギュラーシーズンを過ごし、82試合に渡ってリーグを席巻したんだ」

 第4戦を終えた時点で1-3とグリズリーズは王手をかけられ、エースのジャ・モラントも右ヒザを負傷しシリーズ中の復帰は不透明と、非常に厳しい状況に置かれた。しかしレギュラーシーズンから誇っていた層の厚さを武器に、第5戦では登録されていたメンバー全員が出場し、134-95と大差でウォリアーズを下してみせた。

 またカリーは、グリズリーズとの6試合が互いを成長させたと感じているようだ。「彼ら(グリズリーズ)は僕ら(ウォリアーズ)を成長させたし、僕らも彼らを成長させたと確信している。この先どうなるかは分からないけど、彼らは長きにわたってその地位を維持すると思うんだ。確かに尊敬しているよ」

 惜しくも今プレーオフからは姿を消すグリズリーズだが、2019-20シーズンはポストシーズンに進出できず、昨シーズンは1回戦敗退だったことを考慮すれば、その成長スピードには目を見張るものがある。球団史上初となるファイナル進出、そして優勝を経験する日はすぐそばに迫っているのかもしれない。

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