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6月16日(現地時間15日、日付は以下同)。ダラス・マーベリックスとヒューストン・ロケッツの2チーム間でトレードが合意に達したと『ESPN』と『The Athletic』が報じた。
このトレードで、マブスはパワーフォワード兼センターのクリスチャン・ウッドを獲得し、ロケッツへ24日に行なわれる今年のドラフトの1巡目26位指名権と、ボバン・マリヤノビッチ、マーキーズ・クリス、トレイ・バーク、スターリング・ブラウンを放出。
今プレーオフで、カンファレンス・ファイナルまで勝ち上がったマブスは、208センチ97キロのサイズを持つ26歳のビッグマンを獲得。ロケッツでプレーした2シーズンで、ウッドは平均31.4分19.1得点9.9リバウンド2.1アシスト1.0ブロックを残しており、3ポイント成功率38.4パーセントで平均1.9本成功と、アウトサイドからも決め切ることが可能なシュート力を持つ。
ビッグマン陣の補強はオフシーズンの強化ポイントだったことから、マブスは来月のフリーエージェント(FA)戦線が幕を開ける前に動いたと言えるだろう。
ウッドの契約は来季限りのため、リスクも低く、来季このビッグマンが健康体をキープできれば大きな戦力になりそうだ。
一方のロケッツは、今季のトップスコアラー兼リバウンダーを放出。オールスター後に平均25.1分11.6得点7.0リバウンド2.7アシスト、4月には同34.0分13.5得点8.5リバウンド5.0アシストとマルチな活躍を見せたアルペレン・シェングンが、来季プレータイムを伸ばすことになりそう。
また、このチームは今年のドラフトで1巡目指名権を3本(3位、17位、26位)も保持することとなった。