2022.06.18

ステフィン・カリーがデイビッドソン大で3シーズン着用した30番が永久欠番へ

デイビッドソン大時代のカリー[写真]=Getty Images
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 ゴールデンステイト・ウォリアーズがNBAファイナルを4勝2敗で制し、2018年以来の優勝を飾って一夜明けた6月18日(現地時間17日、日付は以下同)。デイビッドソン大学は同大出身のステフィン・カリーが着用していた30番を同大史上初の永久欠番にすることを発表した。

 NBAで4度目の優勝、自身初のファイナルMVPに選ばれたカリーは、デイビッドソン大で2006-07から08-09までの3シーズンをプレーし、平均32.6分25.3得点4.5リバウンド3.7アシスト2.1スティールに3ポイント成功率41.2パーセント(平均4.0本成功)をマーク。

 今季で通算113シーズン目を終えたデイビッドソン大において、カリーは通算974得点、同86スティール、同フィールドゴール成功数317本、同3ポイント成功数162本、同フリースロー成功数220本など多くの部門で歴代1位の記録を残しており、08年のNCAAトーナメントではエリート8(準々決勝)へと導いた。

 9月1日に行なわれるこのセレモニーでは、カリーの永久欠番式典のほか、デイビッドソン大の運動競技部門における殿堂入り、さらには文学士号を受け取ることとなる。

 社会学を専攻していたカリーは、09年のNBAドラフトにアーリーエントリーしていた。そのため、今春に卒業に必要な受講必須の講義を受け、5月に卒業することが決まっていた。

 ただ、同大の卒業式が今プレーオフ期間中だったため出席しておらず、日本時間9月1日のセレモニーで、カリーは卒業証書も受け取ることになる見込み。

カリー(左)とマキロップHC(右)[写真]=Getty Images

 なお、18日にデイビッドソン大の指揮官を33シーズンに渡って務めてきたボブ・マキロップHC(ヘッドコーチ)が引退を発表。今後は父の下でプレーし、直近14シーズンをアシスタントコーチ(AC)として支えてきた息子マットが後任を務めることとなった。

 これまで、NBAでプレーしてきたデイビッドソン大出身選手は6人。ただ、カリーがNBAで残してきた実績は群を抜いており、間違いなく同大出身のベストプレーヤーと言っていい。そのため、9月の式典ではカリーの功績を称え、盛大な祝福を受けることだろう。そして恩師マキロップも教え子と共にセレモニーへ出席するに違いない。

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