2022.06.23

今年のドラフト上位指名候補のパオロ・バンケロがハイライトをチェックする選手とは?

デューク大学1年のバンケロ[写真]=Getty Images
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 6月23日(現地時間22日、日付は以下同)。今年のドラフトを翌日に控えた若手有望株たちが会場となるニューヨークに集結し、インタビューや写真撮影に応じた。

 そんななか、デューク大学1年のパオロ・バンケロがNBAの公式ツイッターに登場。NBA選手たちのハイライト集を好んで観るという208センチ113キロのフォワードは、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)の名前を挙げていた。

「僕が大好きなのは、レブロンだと言っておくよ。いろんな時代のハイライトを観ることができるんだ。高校時代(セント・ビンセント・セント・メアリー高)にルーキー時代、これまでのキャリアの途中と、彼には全盛期が3つもあるみたいだ。だから本当にいろんなコンテンツを観ることができるよ」。

 今季で現役最長タイとなる19シーズン目を終えたレブロンだが、37歳となった今もなおリーグの一線級で活躍を続けている。

 優勝とファイナルMVPにそれぞれ4度、シーズンMVPにも4度選ばれ、将来の殿堂入りが確実なスーパースターだが、バンケロのお気に入りは「2012年にボストンとやった第6戦。あの試合」だという。

2012年のイースト決勝第6戦で、セルティックス相手に大暴れを見せたレブロン(右)[写真]=Getty Images

 マイアミ・ヒート在籍時の2012年。レブロンはボストン・セルティックスとのカンファレンス・ファイナルで2連勝から一転して3連敗を喫して王手をかけられていた。

 第6戦を敵地ボストンで戦うという窮地のなか、レブロンはフィールドゴール成功率73.1パーセント(19/26)を含む計45得点に15リバウンド5アシストの超絶パフォーマンスでセルティックスを撃破。

 翌第7戦でも31得点12リバウンドの大活躍でイースタン・カンファレンスを制し、NBAファイナルではオクラホマシティ・サンダーを4勝1敗で下して初優勝を飾った。

 24日にバークレイズ・センターで開催されるドラフトで、バンケロはジャバリ・スミス(オーバーン大学1年)、チェット・ホルムグレン(ゴンザガ大学1年)と共に上位指名が確実視されている注目選手。

 はたして、彼らはどのチームからドラフト指名されるのか。ドラフト指名、サマーリーグ、トレーニングキャンプ、プレシーズンゲームを経て、82試合という長丁場のレギュラーシーズンで、バンケロがレブロン率いるレイカーズと対戦する機会があれば、是非とも観てみたい。

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