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6月29日(現地時間28日、日付は以下同)。ユタ・ジャズはアソシエイトGM(ゼネラルマネージャー)にデイビッド・フィズデイル、新たなヘッドコーチ(HC)にウィル・ハーディーが5年契約に合意したと『ESPN』が報じた。
The Jazz have offered Celtics assistant Will Hardy the head coaching job and he's finalizing a deal to accept, sources told @wojespn. pic.twitter.com/nj30hiBRi2
— NBA on ESPN (@ESPNNBA) June 28, 2022
48歳のフィズデイルは、2003-04シーズンからゴールデンステイト・ウォリアーズ、アトランタ・ホークス、マイアミ・ヒートでアシスタントコーチ(AC)、14-15と15-16シーズンにはヒートでアソシエイトHCを務めてきた。
16-17から約2シーズンはメンフィス・グリズリーズ、18-19から約2シーズンにはニューヨーク・ニックスで指揮を執り、今季はロサンゼルス・レイカーズでACを務めており、HCとして通算205試合で71勝134敗(勝率34.6パーセント)を記録。
コーチからマネジメントへ転身する新天地ジャズでは、ダニー・エインジCEO、ジャスティン・ザニックGMと共にチーム運営をしていくこととなる。
一方のハーディーは、16-17から20-21までの5シーズンをサンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチHCの下でAC、今季はボストン・セルティックスでイメ・ユドーカHCの下でACを務め、NBAファイナル進出を飾ったチームの躍進に貢献。
クイン・スナイダー前HCの辞任後、ジャズはその後任として少なくとも15人の候補者たちと面談を実施。セルティックスのジョー・マズーラAC、トロント・ラプターズのエイドリアン・グリフィンAC、ジャズのアレックス・ジェンセンACと共に最終候補に名を連ねていたのだが、ハーディーがその座を勝ち取ったと同メディアが報道。34歳のハーディーはNBAの現役HCとして最年少になる見込みで、スパーズ時代にはサマーリーグで4年間に渡って指揮を執ってきた経験を持つ。
7月1日にはフリーエージェント(FA)戦線も幕を開けるだけに、ジャズは来季へ向けた戦力補強に着手すると同時に、新たなコーチングスタッフを形成していくこととなる。