2022.07.07

サマーリーグ初戦で好発進したサンダーのホルムグレン「チームメートたちへ感謝」

新人ホルムグレン(左)と2年目のギディー(右)[写真]=Getty Images
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 7月6日(現地時間5日、日付は以下同)。ソルトレイクシティ・サマーリーグが幕を開け、オクラホマシティ・サンダーが98-77でユタ・ジャズ、メンフィス・グリズリーズが103-99でフィラデルフィア・セブンティシクサーズをそれぞれ下した。

 今年のドラフト1巡目全体2位でサンダーから指名されたチェット・ホルムグレンは、ジョシュ・ギディーのアシストからボースハンドダンクに3ポイント、ファストブレイクから3ポイントを決めたり、スムースなボールハンドリングからノールックパスをさばくなど順調な滑り出し。

 身体の線こそ細いものの、ディフェンスではタイミングの良いブロックショットを量産し、終わってみれば約24分の出場で4本の3ポイント成功を含む23得点に7リバウンド4アシスト1スティール6ブロックをマーク。

 この試合でゴンザガ大学出身のビッグマンがたたき出した6ブロックは、NBAのサマーリーグ新記録。「6本だけ? それが記録なの? じゃあ僕がまたそれを破ってみせるよ」と言い放った。

 試合後、『ESPN』とのインタビューに応じたホルムグレンが「僕をセットアップしてくれたこと、うまくいくポジションへと導いてくれたチームメートたちへ感謝している」と話すと、隣にいたギディーが「この男がここにいてくれて感謝しているよ。アシストでダブルダブル(計14得点11アシスト)できた。彼にとっても良かったし、僕のこともすごく助けてくれたよ」と新人を歓迎。

 サンダーは翌7日にはグリズリーズと対戦し、この日も87-71で勝利。ギディーは14得点10リバウンド10アシストのトリプルダブル、ホルムグレンは11得点12リバウンドのダブルダブルに3アシスト2ブロックを残した。

 なお、この試合ではドラフト外ながらグリズリーズと2ウェイ契約を結んだケネス・ロフトンJr.が登場。昨年7月にラトビアで開催されたFIBA U19 ワールドカップで、アメリカ代表としてチームメートだったホルムグレンとロフトンJr.がサマーリーグで競演。

 ロフトンJr.は持ち前の身体の厚みとパワーを駆使してホルムグレンをペイントエリアで押しこんでブロックを回避し、ゲームハイの19得点に6リバウンド3アシストを残している。

 ソルトレイクシティ・サマーリーグは8日まで開催され、最終日はサンダーがシクサーズ、グリズリーズはジャズと対戦する予定となっている。

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