2022.08.07

ナゲッツでヨキッチの控えを務める新加入ディアンドレ・ジョーダンが自身の役割を語る

昨季レイカーズとシクサーズでプレーしたジョーダン[写真]=Getty Images
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 8月6日(現地時間5日)。今夏フリーエージェント(FA)としてデンバー・ナゲッツと契約を結んだディアンドレ・ジョーダンのインタビューが地元メディア『The Denver Post』へ公開された。

 ナゲッツは4シーズン連続でプレーオフ進出を飾り、2020年にはカンファレンス・ファイナルにも駒を進めた。だが昨季はこの期間としては初のファーストラウンド敗退に終わっていた。

 今夏ナゲッツはプレーオフ常連チームを作り上げたティム・コネリーがミネソタ・ティンバーウルブズに引き抜かれたものの、カルビン・ブースGM(ゼネラルマネージャー)はウィル・バートンとモンテ・モリスをトレードし、ワシントン・ウィザーズからケンテイビアス・コールドウェル・ポープとイシュ・スミスを獲得。FA戦線ではジョーダンに加えて、ブルース・ブラウンとも契約を結んで戦力アップに成功。

 ニコラ・ヨキッチとはスーパーマックス額と評される超巨額契約を結んでおり、今季は昨季ケガで全休したジャマール・マレー、腰を痛めて9試合の出場に終わっていたマイケル・ポーターJr.が戦列復帰することから、ウェスタン・カンファレンス上位の戦績を残すことが十分可能な戦力を有している。

 新加入のジョーダンは、キャリア14シーズン目となった昨季、ロサンゼルス・レイカーズとフィラデルフィア・セブンティシクサーズでプレーして計48試合(うち先発は20試合)に出場。平均13.0分4.3得点5.5リバウンドにフィールドゴール成功率64.3パーセントをマーク。

 通算7チーム目となる34歳のベテランセンター(211センチ120キロ)は、ナゲッツにおける役割についてこう話していた。

「もちろん、皆が知っているようにニコラはこのチームの蛇の頭だ。僕の役割というのはベンチから出場してセカンドユニットのペースを助けて、スクリーンで味方をオープンにさせて、より良いショットが打てるようにすること。それに自分としてできること、トランジションやオフェンシブ・リバウンド、チームのためにリバウンド面で奮闘することにある。あとはコートに出ていられる限り、ディフェンス面で存在感を発揮していくことにある」。

 ペリメーターへ誘い出されるとスピード面でミスマッチとなるだけに、ジョーダンとしてはペイントエリアでどれだけ踏ん張れるかがポイントとなるのだが、このチームにはヨキッチという2シーズン連続のMVPがいるため、あくまで彼をベンチで休ませることが最も重要だろう。

 限られた出場時間の中で、ジョーダンはジェフ・グリーンとスミスを含めたベテランと共に、若手のボーンズ・ハイランド、新加入のブラウン、ジーク・ナジらとセカンドユニットを形成し、少しでもチームの勝利に貢献していきたいところだ。

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