2022.08.14

ナゲッツ退団に「ショックだった」と漏らすも、ウィザーズで活躍を誓うウィル・バートン

今夏ナゲッツからトレードでウィザーズ入りしたバートン[写真]=Getty Images
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 8月12日(現地時間11日)。今オフにデンバー・ナゲッツからワシントン・ウィザーズへトレードで移籍したウィル・バートンのインタビューが『THE DENVER POST』へ公開された。

「ただただショックだった。けどものすごいショックだったわけじゃない。もちろん、僕は8年間もあそこへいたから、あのチームで多くのことをやってきたから、どこかへ行くことになったらいつだってショッキングなものさ」。

 インタビューでそう振り返ったとおり、バートンは2014-15シーズン途中からナゲッツでプレーしており、在籍約8シーズンはニコラ・ヨキッチジャマール・マレーよりも長く、チーム最古参。

 シックスマンから不動の先発スモールフォワード(SF)へ成長を遂げたバートンは、昨季まで4年連続(20年のみ欠場)でプレーオフ進出に大きく貢献してきた。

 もっとも、31歳のベテランは「けど同時に、僕はそのことを受け入れた。新たなチャプターを歓迎している」とすでに気持ちを切り替えていた。

 その要因として挙げられるのは、今回のトレードはケンテイビアス・コールドウェル・ポープとイシュ・スミスがナゲッツへ、バートンとモンテ・モリスがウィザーズへ移籍するもので、昨季まで5シーズンを共にプレーしてきたポイントガード(PG)も一緒にウィザーズへ加入したから。

 そしてウィザーズのウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチ(HC)は一昨季までの6シーズン、ナゲッツでアシスタントコーチ(AC)、アソシエイトHCを務めており、バートンとモリスを良く知る人物だからである。

 今季バートンは先発SF、モリスは先発PGに入り、ブラッドリー・ビールカイル・クーズマクリスタプス・ポルジンギスと共にスターターを形成することが濃厚で、ウィザーズは2シーズンぶりのプレーオフ進出を目指す。

「僕の頭の中にあるのは、あそこ(プレーオフ)へ行くこと、そしてデンバーで助けてきたことと同じことをすること」と話しており、ベテランとしてウィザーズを支えていくことを目標に掲げていた。

 キャリア10シーズン目となった昨季、バートンは71試合に出場して平均14.7得点4.8リバウンド3.9アシストを記録。ビールとポルジンギスがオフェンスの中心となるウィザーズで、この男がどんな働きを見せてくれるかを楽しみに待ちたいところだ。

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