2022.08.26

W杯予選で“MVP対決”が実現…ヨキッチ率いるセルビアがヤニス擁するギリシャを撃破

W杯ヨーロッパ予選で豪華対決が実現[写真]=Getty Images
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 8月26日(現地時間25日)。セルビアの首都ベオグラードで、来年のFIBAワールドカップ(以降、W杯)のヨーロッパ予選が行なわれ、セルビアとギリシャが対戦した。

 セルビアには2シーズン連続でMVPに輝いているニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)、ギリシャにはその前の2シーズンでMVPを手にしたヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)がおり、ここ4シーズンにおけるNBAのMVPが対決することに。

 試合はアデトクンボが40得点に8リバウンド5アシスト2スティールと大暴れ。今夏にドイツ代表のデニス・シュルーダー(現フリーエージェント)がたたき出したW杯ヨーロッパ予選の最多得点記録(38得点)を塗り替え、40得点をマークした史上初の選手となった。

 もっとも、試合は延長にもつれたものの、ホームのセルビアが100-94で大きな勝利。来年のW杯出場へ向けて負けられない戦いへ臨んだセルビアは、W杯ヨーロッパ予選として史上最多となる1万9150人が会場へ詰めかけてセルビアの勝利を大きく後押し。

 ヨキッチはこの大一番で29得点8リバウンド6アシストの大活躍。アデトクンボ相手に右コーナーからターンアラウンドのワンレッグジャンパーやペイントエリアでショットを決め切るなど、持ち前のパワーとスキルを駆使して見事勝利へと導いた。

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