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新天地でもこれまで以上の活躍が期待される渡邊雄太 [写真]=Getty Images
8月29日(現地時間28日)、ブルックリン・ネッツが渡邊雄太と契約したことを発表した。なお、詳しい契約内容についてはチームの方針で発表されていない。
トロント・ラプターズでの2シーズン目を終え、フリーエージェントになっていた渡邊の今後の動向が注目されていた。オフの期間はアメリカに残ってトレーニングを行っていたが、7月には帰国して代表活動にも参加。トム・ホーバスヘッドコーチ体制となって初めて日の丸を付けてFIBAアジアカップ2022に出場した。
メンフィス・グリズリーズで2シーズン、ラプターズで2シーズンを過ごした渡邊だが、ジョージ・ワシントン大学を卒業後、ラスベガスで行われたNBAサマーリーグでネッツの一員としてプレーした実績を持つ。昨シーズンはラプターズで38試合(うち4試合は先発)に出場し、平均11.7 分のプレーイングタイムで、4.3ポイント2.4リバウンドをマークした。
今回の発表では契約の詳細は知らされなかったが、ケビン・デュラントやカイリー・アービングなど、NBAのスーパースターがそろうチームで出場のチャンスをつかむには、まだまだ超えなければならないハードルがあるはず。ただ、尽誠学園高校卒業後、それらを一つずつ自身の努力でクリアしてきている渡邊だからこそ、このチャンスをつかめるはず。これからも目が離せない。