2022.09.01

デイビッドソン大を卒業したステフィン・カリー「私と家族にとって素晴らしい日です」

デイビッドソン大時代のカリー[写真]=Getty Images
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 9月1日(現地時間8月31日)。ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーの姿は、母校デイビッドソン大学にあった。

 カリーは同大3年次終了後にドラフトへアーリーエントリーし、ウォリアーズから2009年のドラフト1巡目7位で指名されてNBA入り。キャリア13シーズン目となった昨季、ウォリアーズは4年ぶり通算7度目のチャンピオンに輝き、カリーは自身初のファイナルMVPを獲得と、自己最高級と言えるシーズンを最高の形でフィニッシュ。

 そのカリーは同大で社会学を専攻しており、今年の春に卒業に必要な受講必須の講義を受け、5月に卒業することが決まっていたのだが、同大の卒業式がプレーオフ期間中だったため出席できていなかった。

 そのため、この日カリーは社会学の学士号を取得して卒業証書を受け取り、さらにはアスレティック部門で殿堂入りし、背番号30番が同大史上初となる永久欠番になった。妻アイーシャと子どもたち(ライリー、ライアン、キャノン)と共にステージに上がったカリーは、こう話していた。

「私と家族にとって、間違いなく素晴らしい日であり、信じられない瞬間です。私がこれまでに下してきたベストな決断は、デイビッドソン大学へ行ったことであり、教育を追い求め、最高のコミュニティへ加わることでした。そして何よりも重要なのは、素晴らしい人物であり、この教育課程を作り上げたコーチ、(ボブ)マキロップのためにプレーできたことです」。

 同大で3シーズンをプレーしたカリーは、通算2635得点、3ポイント成功414本など、複数の部門で歴代1位の記録を保持しており、08年のNCAAトーナメントではエリート8(準々決勝)へと導いただけに、誰もが納得の永久欠番と言っていい。

「この日のことを誇りに思うよ。ここからすべてが始まったからね。このことを皆と分かち合えてうれしいよ。いつも応援してくれてありがとう」と、カリーはファンへ向けてメッセージを送っており、自身のバスケットボールキャリアに新たな勲章を加えた。

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