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9月24日(現地時間23日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズがメディアデイを行ない、今季でキャリア4シーズン目を迎える八村塁が今夏のオフシーズンやジャパンゲームズについて語った。
「このオフシーズンは、僕の人生で本当の意味で初めてのオフシーズンだったと言えるかもしれません。子どもの頃からずっと全開でやってきました。日本(の部活)にはオフシーズンがないんです。バスケ部だったら1年中バスケをしていますので、アメリカとは違うんです。
ようやく自分のケア、リフレッシュに集中することができました。コーチとじっくりトレーニングへ取り組むこともできました。常にチームと連絡を取りつつ、やるべきことに取り組めたので、新しいシーズンに向けて充実したオフシーズンでした」。
今夏八村は身体を休めつつ、昨季上達させた3ポイントや自身の強みであるミッドレンジの練習に取り組み、チームメートたちとのミニキャンプにも参加し、心身ともにリフレッシュすることに成功。
チームは30日、10月2日にさいたまスーパーアリーナでゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAジャパンゲームズ2022をこなし、11日にシャーロット・ホーネッツ、15日にニューヨーク・ニックスとのプレシーズンゲームが控えており、20日にレギュラーシーズン開幕戦としてインディアナ・ペイサーズ戦を迎える。
そして来週末に控えるジャパンゲームズへ向けて、日本の至宝は現状についてこう口にしていた。
「(日本には)丸4日しかいないので、(満喫するのは)難しいかもしれません。ちゃんと観光するなら1週間半は必要だと思います。でもいくつかの場所には行けると思いますし、実は僕がチームディナーのセッティングをしているので、みんなに楽しんでもらえると思いますし、選んだ場所も街の中心なので、雰囲気も文化も味わえると思います。あと滞在中はフリータイムも少しあると思うので、おすすめの場所も紹介する予定です」。
八村にとって、NBAチームの一員として迎える初の凱旋試合の相手は昨季の覇者ウォリアーズ。ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンというビッグ3が健在で、その周囲にはアンドリュー・ウィギンズ、ジョーダン・プール、ケボン・ルーニーという選手たちが在籍している。
さらにジョナサン・クミンガやモーゼス・ムーディー、ジェームズ・ワイズマンといった伸びざかりの若手もいるため、プレシーズンゲームとはいえ、今季の試運転として申し分ない相手と言っていい。
ウィザーズのユニフォームを身にまとい、八村が日本でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。記念すべき凱旋試合で繰り出すプレーの数々と共に、契約を結ぶジョーダンブランドのシューズにも注目したい。