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9月27日(現地時間26日)、ボストン・セルティックスがメディアデイを開催し、フォワードのジェイレン・ブラウンがオフシーズンの出来事などについて語った。
今夏に界隈を騒がせた事件といえば、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)のトレード要求が挙げられるだろう。いくつかのチームが獲得に名乗りを上げ、セルティックスもデュラントをロスターに加えるべく、ネッツに打診したと現地メディアに報道された。
『ESPN』によると、アセットには複数の1順目指名権に加え、ブラウンが入っていたという。結果としてトレードは成立しなかったが、ブラウンはこの一件について「傷ついたかと言えば、そうでもない」とコメントした。
「僕はどこでもバスケットボールをプレーすることができるし、この組織の一部でいられるのが好きなんだ。球団には『チームに残ることを望んでいる』と言ってもらえた。このコミュニティの一員になれて幸せだし、今シーズンはどんな展開が待っているか楽しみだ」
デュラントとのトレード候補に挙げられたブラウン(左)[写真]=Getty Images
昨シーズンはカンファレンス・ファイナルでマイアミ・ヒートを下し、2009-10シーズン以来のNBAファイナル進出を果たしたセルティックス。惜しくも優勝には届かなかったが、ブラウンは「(試合に勝てるかどうかには)楽観的だ」と、今シーズンのチーム状況には不安を感じていないようだ。
「僕にとっては毎年重要で、どのシーズンも勝ちたいんだ。そういう心構えでゲームに臨んでいる。でも、ロッカールームのチームメートが力を合わせてくれるはずだと楽観視しているね。今は目の前のすべてに集中し、正しいことを成し遂げる。難しい挑戦になると思うけど、楽しみにしているよ」
バックコートにマルコム・ブログドンを新たに補強し、再びNBAファイナルの舞台を狙うセルティックス。開幕戦ではイースタン・カンファレンスの強豪であるフィラデルフィア・セブンティシクサーズと激突するが、新シーズンの門出を勝利で飾ることはできるだろうか。