2022.09.30

ウォリアーズの選手たちがBTSのSUGAと交流…カリーは家族ぐるみのファン

JAPAN GAMESのため来日したステフィン・カリー[写真]=Getty Images
某ストリートメディアのシニア・エディターを経験後、独立。ひとつのカルチャーとしてバスケットボールを捉え、スポーツ以外の側面からもNBAを追いかける。

「NBA JAPAN GAMES 2022」の開催にともない、昨シーズン王者のゴールデンステイト・ウォリアーズと、八村塁擁するワシントン・ウィザーズの2球団が来日した。

 ウォリアーズは空港の搭乗口を降りるや否や、出迎えたファンと交流。試合前には東京タワーのふもとを訪れ、チーム一同で記念撮影を実施したほか、ジョーダン・プールはラーメン店『一蘭』を訪れるなど、日本でのひとときを最大限に満喫している。

 無論、公開練習には膨大な数のメディアが訪れ、選手たちには本土顔負けのマイクとレコーダーが向けられた。また、NBAスターたちのまたとない来日の機会に、会場には著名人も訪問。バスケ好きで知られる元横綱・白鵬の宮城野親方は、ステフィン・カリーと簡易的な取組をする姿が広く報じられた。

 訪れたのは日本の著名人のみではない。何と、世界的音楽グループ「BTS」のSUGAも隣国の韓国からウォリアーズの応援に駆けつけたのだ。

 SUGAは数日前、インスタグラムに自身の名前を施したカスタムジャージを投稿。ウォリアーズの3番はジョーダン・プールの背番号だが、SUGAは199“3”年“3”月生まれであり、BetterのMVで話題となった謎の6桁の最初にも“3”を使用しているなど馴染みのある数字だ。この投稿には本稿執筆時点で745万件ものいいねが集まっている。

 それからまもなく、SUGAはウォリアーズ一行のもとを訪れると早速、クレイ・トンプソンドレイモンド・グリーンと交流。そして、カリーはSUGAと挨拶を交わした直後に「実は大ファンなんだ。僕の子どもたちも、家族もみんな。だから、本当に会えてうれしいよ」と一家揃ってのファンであることを伝えた。


 SUGAは学生時代にバスケ部に所属しており、一説では自身のアーティスト名は当時のポジションであるシューティングガードに由来するとも言われている。また、『スラムダンク』の大ファンであることも公言しており、彼のバスケットボールへの愛情は“ARMY(BTSのファンの総称)”内でも周知されている。

 このようなコミュニケーションがあったことを踏まえると、SUGAは「NBA JAPAN GAMES 2022」を現地で観戦するかもしれない。そのほかにも様々なセレブリティーが訪れるはずなので、ゲームと並行して客席のフロントローにも注目してみてはいかがだろうか。

 文=Meiji

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