昨シーズンにリーグ制覇を成し遂げ、先日開催された「NBAジャパンゲームズ2022」でも八村塁擁するワシントン・ウィザーズに2連勝を挙げたゴールデンステイト・ウォリアーズ。今シーズンも優勝を狙うべく良いスタートダッシュを切りたいところだったが、現地の報道によるとベテランのドレイモンド・グリーンと若手のジョーダン・プールが練習中に大喧嘩を勃発させてしまったようだ。

The Warriors are considering disciplinary action for Draymond Green after a 'heated interaction' with Jordan Poole at practice, per @ShamsCharania, @AnthonyVSlater and @ThompsonScribe

Green 'forcefully struck' Poole and had to be separated after coming chest-to chest pic.twitter.com/FDNSHeZh5x

— Bleacher Report (@BleacherReport) October 6, 2022

　著名記者のシャムズ・シャラニア氏によると、現地5日の練習でグリーンとプールは激しい口論を交わし、ヒートアップしたグリーンがプールの胸を強く殴ってしまった様子。ウォリアーズはすぐさま練習を中止し、両人を落ち着かせようとしたという。

　グリーンとプールは普段から口喧嘩をするような間柄だとされているが、今回の騒動を球団のフロント陣は“一線を越えた”と、重く受け止めているという。今後、グリーンには何らかの懲戒処分が下される可能性があると見られている。

　また『Yahoo Sports』のクリス・ヘインズ氏は、すでにグリーンがプールに謝罪をしたと報道。現在、両者は球団と契約延長を結ぶことができるが、プールが有利な契約を獲得するためにキャンプ中の振る舞いを変えていたことが騒動の発端だと指摘した。

　ジャパンゲームズでは、2戦とも先発として出場したグリーンとプール。再び王座に輝くためにも、早いうちにウォリアーズはこの問題を解決しておきたいところだ。