2022.10.29

デローザンが歴代50人目の記録達成…キャリア14年目で通算20000得点に到達

29日のスパーズ戦で33得点を挙げ、キャリア通算20000得点に到達したデローザン［写真］＝Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　10月29日、デマー・デローザンが所属するシカゴ・ブルズは、同選手の古巣のサンアントニオ・スパーズと対戦。ブルズは黒星を喫したものの、デローザンはこの試合最多タイとなる33得点をマーク。これにより、キャリア通算得点が20026得点となり、通算20000得点に到達した歴代50人目の選手となった。

　デローザンは、2009年にトロント・ラプターズにドラフトされて以来、ラプターズ、スパーズ、ブルズの3チームでプレー。それぞれのチームで主軸として活躍し、持ち前の勝負強さと得点能力を生かしてチームを勝利に導いてきた。

　そうした活躍が認められ、5度のオールスターに選ばれたスコアラーは、この日の試合でついに大台の20000得点を突破。奇しくも対戦相手はかつての同僚も所属するスパーズであり、記録樹立の瞬間にはスパーズのグレッグ・ポポヴィッチが祝福のためにタイムアウトを要求。デローザンとポポヴィッチは熱い抱擁を交わし、偉業達成をともに称えた。

　また、この日の記録で通算得点で歴代50位に浮上したデローザンだが、49位のアントワン・ジェイミソン氏（元ゴールデンステイト・ウォリアーズほか）と16点差、48位のトム・チェンバース氏（元フェニックス・サンズほか）とは23点差につけているため、近い将来、彼らを抜いてさらに順位を上げることが期待される。