2022.11.02

ヒートの闘将バトラー「俺たちは王座獲得を狙っている。誰がなんて言おうと関係ないね」

現有戦力に自信を見せるバトラー[写真]=Getty Images
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 11月2日(現地時間1日、日付は以下同)。マイアミ・ヒートがホームでゴールデンステイト・ウォリアーズ戦に臨み、116-109で制して連敗を2で止めた。

 昨シーズンの覇者ウォリアーズはステフィン・カリーがトリプルダブル(23得点13リバウンド13アシスト)、アンドリュー・ウィギンズが21得点5アシスト2ブロック、クレイ・トンプソンが19得点を残し、試合は残り約2分で同点という僅差の展開に。

 そこでヒートを勝利へ突き動かしたのがジミー・バトラーだった。残り1分48秒にスピンムーブでウィギンズを一気に抜き去り、ファウルも獲得して3ポイントプレー、同9.5秒にはミドルレンジから決定打となるプルアップジャンパーをリングへ突き刺す殊勲の働きを見せた。

 勝利したヒートでは、マックス・ストゥルースがゲームハイの24得点、バトラーが23得点6リバウンド8アシスト、バム・アデバヨが19得点7リバウンド6アシスト3スティール、5本の3ポイントシュートを決めたダンカン・ロビンソンが17得点、カイル・ラウリーが13得点5リバウンド9アシストと続いた。

 昨シーズン、ヒートはプレーオフをカンファレンス・ファイナルまで勝ち上がり、ボストン・セルティックス相手に最終第7戦まで戦うも惜敗。惜しくもNBAファイナル進出を逃した強豪ながら、開幕から調子が上がらずに2勝5敗でイースタン・カンファレンス下位に低迷。

 だが2日に『The Athletic』へ公開された記事のなかで、闘将バトラーは力強い言葉を発していた。

「俺たちは依然としてチャンピオンシップ(王座)獲得を狙っている。誰がなんて言おうと関係ないね。俺たちはチャンピオンシップを勝ち取りに行くんだ。俺たちが2勝5敗で(シーズンを)スタートしたことなんてどうでもいいのさ」

 ヒートはPJ・タッカーこそフィラデルフィア・セブンティシクサーズへ移籍したとはいえ、バトラーにアデバヨ、ラウリー、タイラー・ヒーロー、ロビンソン、ストゥルースなど昨シーズンを戦い抜いた選手たちの大部分が在籍しており、戦力が大幅にダウンしたわけではない。

 この日王者との一戦に競り勝ったことで、ヒートが白星先行へ好転しても、決しておかしくはないだろう。

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