2022.11.18

開幕からアウェー全敗のウォリアーズ…15試合で6勝9敗は優勝チームとして歴代何位?

敵地で勝てず、ウェスト下位へ低迷するウォリアーズ[写真]=Getty Images
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 NBAは11月18日(現地時間17日、日付は以下同)に3試合が行われ、イースタン・カンファレンスではボストン・セルティックスが12勝3敗でリーグトップ。2位にはミルウォーキー・バックスが11勝3敗、3位にはアトランタ・ホークスが9勝6敗で続いている。

 一方のウェスタン・カンファレンスでは、ポートランド・トレイルブレイザーズが10勝5敗で首位に立ち、2位のフェニックス・サンズ、3位のデンバー・ナゲッツがそれぞれ9勝5敗、4位のユタ・ジャズが10勝6敗と、3チームが0.5ゲーム差でブレイザーズを追っている。

 だが昨シーズンの王者ゴールデンステイト・ウォリアーズは、ホームのチェイス・センターでは6勝1敗の好成績を残すも、アウェーではまさかの8戦全敗でウェスト12位の6勝9敗と不振。

 ここまでアウェーで全敗を喫しているのはデトロイト・ピストンズ(0勝8敗)、オーランド・マジック(0勝6敗)、ロサンゼルス・レイカーズ(0勝5敗)とウォリアーズのみ。

 17日のサンズ戦ではステフィン・カリーがシーズンハイの50得点に9リバウンド6アシストの大暴れを見せるも、ウォリアーズがリードできたのは48分間(12分×4クォーター)のうち約4分間のみと、敵地で勝ち星を挙げることができていない。

「修正しないと負けることが習慣になってしまう。僕らは長い間、そのことを回避してきたのにね。負けるのは本当にうんざりだ」とカリー。

 『SportsRadar』によると、これまでのディフェンディング・チャンピオンのうち、シーズン最初の15試合で最も低い勝率たったのは1998-99シーズンのシカゴ・ブルズと1969-70シーズンのボストン・セルティックス(いずれも4勝11敗/勝率26.7パーセント)で、2002-03シーズンのロサンゼルス・レイカーズが残した5勝10敗(勝率33.3パーセント)が続いている。

 そして今シーズンのウォリアーズは、2006-07シーズンのマイアミ・ヒート、1956-57シーズンのフィラデルフィア・ウォリアーズ、1948-49シーズンのボルティモア・ブレッツと並んで歴代ワースト3位タイの6勝9敗(勝率40.0パーセント)。

 レギュラーシーズンはまだ序盤戦であり、ウェスト1位のブレイザーズとは4.0ゲーム差のため、ここからウォリアーズが巻き返してウェスト上位へ入り込む可能性もゼロではない。

 ただ、そのためには攻防両面で切り替えが必要で、19日のニューヨーク・ニックス戦(ホーム開催)だけでなく、21日に敵地で開催されるヒューストン・ロケッツ戦を着実に制してアウェー全敗という不名誉な記録をストップさせたいところだ。

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