2022.12.05

「僕らのXファクター」ホセ・アルバラードが38得点、ペリカンズがウェスト2位へ浮上

2年目のアルバラードが大暴れを見せた[写真]=Getty Images
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 12月5日(現地時間4日)。ウェスタン・カンファレンス2位のデンバー・ナゲッツと、同3位のニューオーリンズ・ペリカンズ(いずれも14勝8敗)が激突した。

 この試合で、ナゲッツはニコラ・ヨキッチが32得点16リバウンド9アシスト2スティール、アーロン・ゴードンが19得点8リバウンド、ジャマール・マレーが18得点4リバウンド5アシスト2ブロックをマーク。

 一方、ホームのスムージーキング・センターでプレーしたペリカンズは、CJ・マッカラムこそフィールドゴール成功率27.3パーセント(3/11)の計7得点に終わったものの、ザイオン・ウィリアムソンが25得点6リバウンド4アシスト、そしてベンチスタートの男が大暴れを見せて121-106で勝利を飾った。

 男の名はホセ・アルバラード。昨シーズン、ドラフト外から2ウェイ契約でペリカンズ入りし、今年3月末に本契約を勝ち取った183センチ81キロの小兵が、面白いようにショットを次々と決めていき、終わってみればキャリアハイの3ポイントシュート8本成功で38得点。

「彼はインパクトを残してくれている。僕らのXファクターなのさ」とザイオンから絶賛された24歳のポイントガードについて、ブルース・ブラウン(ナゲッツ)も「今夜はホセだった。彼が僕らのことをやっつけたんだ」と話していた。

「僕は高得点する男じゃない」とアルバラードが明かしたとおり、この男がジョージア・テック大学で残した最多得点は29。そのため、試合後には「今日のことはずっと忘れない」と笑みを見せた。

 ペリカンズは今シーズン最長となる4連勝で、ウェスト単独2位の15勝8敗とし、1位のフェニックス・サンズ(16勝7敗)とのゲーム差を1.0とした。そんなチームについて、アルバラードはこう語る。

「このチームは特別なんだ。僕たちはみんな兄弟であり、互いに勝利することを見たがっている。誰かが絶好調なら、彼らはボールを回してくれる。今日の彼らはまさにそんな感じだったね」

 ホーム4連戦中のペリカンズは、8日のデトロイト・ピストンズ戦を終えると、サンズとの2連戦(10、12日)が組まれており、ここで勝利すればウェスト首位へ浮上するチャンスが出てきた。

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